脆弱性 FREAK (Factoring RSA Export Keys) が利用されるとSSL/TLS通信の際に強度の弱い暗号で通信が行われるため、解読が容易となり盗聴・改ざんが可能になります。この脆弱性を利用した攻撃は、中間者攻撃が可能な状況で、かつブラウザ・サーバの双方が強度の弱い暗号(RSA Export)をサポートしていることで可能になります。
こちらは、SSL/TLS通信の脆弱性になるため、ご利用のサーバ証明書に影響はございません。証明書の再発行や失効、再設定等の対応は不要になります。
また、弊社システムは既に当該脆弱性に対応済みでございます。
確認方法
脆弱性のチェックサイトにアクセスし、「Good News! Your browser appears to besafe from the FREAK attack.」と表示されれば、ご利用のブラウザは脆弱性の影響を受けません。
現時点で確認の取れている影響対象と解決方法
ご利用のウェブサーバ・ブラウザについて確認いただき対応ください。また、修正バージョンや修正プログラムのリリースについては、提供元の最新情報をご確認ください。
State Machine AttACKs against TLS (SMACK TLS)
OpenSSL | OpenSSL 1.0.1k、1.0.0p、0.9.8zd 以降にバージョンアップする |
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Windows | グループポリシーエディターでOSの設定を変更する。詳細については、マイクロソフト社のセキュリティアドバイザリーをご確認ください。また、修正プログラムもリリース予定。
[FREAK] セキュリティアドバイザリ 3046015 「Schannel の脆弱性により、セキュリティ機能のバイパスが起こる」を公開 |
Chrome | Chrome 41 以降にバージョンアップする |
Android Browser | 利用するブラウザをChrome 41 以降に変更する |
Safari (Mac OS / iOS) | 修正版をリリース予定 |
Blackberry Browser | 修正版をリリース予定 |
※上記内容は、2015年3月6日時点での情報に基づいております。